都市開発部は、不動産開発用地の仕入れと建物の企画を行います。開発用地は、仲介業者から市場に出ている土地を紹介してもらうだけでなく、自ら足を運んで土地を探し、登記簿から所有者を調べ、直接交渉することもあります。所有者との交渉を進める中で、その土地に何を建てられるか、建設後に物件をいくらで貸せるか、そして事業の採算が合うかどうかを設計や営業と相談しながら検討し、その土地のポテンシャルを最大限に引き出す企画を立案します。交渉には時間がかかり、一つのプロジェクトが完了するまでに数ヶ月から数年、場合によっては十年以上かかることもあります。
用地取得では、不動産仲介会社や管理会社、銀行など関連業者との日々の関係構築を通じて情報感度を高めることが重要です。鮮度の高い物件情報を迅速に仕入れ、各部署と密に連携しながら事業計画を進め、交渉を行います。自社一貫体制による、競合他社に負けないスピード感のある判断力が大きな強みです。
すべての学びを活かし、海外ヘ挑戦
2022年 都市開発部 下村 直正それぞれ業務は違っても、ひとつにつながっている
不動産のゼネラリストとして働くということ