RBM銀座ビル開発プロジェクト

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RBM銀座ビル開発プロジェクト

RBM銀座ビル

所在地：東京都中央区銀座7-4-15
規模：地上11階、地下1階、塔屋1階
延床面積：2,675.50㎡
竣工：2021年11月15日

世界有数の商業都市・銀座。名だたるブランドが立ち並ぶこの華やかな街は、文化やファッションの中心地であり、ビジネス拠点としても進化を続けています。2021年11月、この地に『RBM銀座ビル』が誕生し、新たなビジネスの舞台が開かれました。厳しい社会情勢の中で進行した再開発プロジェクトに、各部署の熱い想いが込められています。ぜひ、その想いを感じ取ってください。

プロジェクトメンバー

用地選定・交渉・用地取得

「銀座」で開発できることへの喜び、そして感謝

都市開発部は、物件の開発用地の仕入れを担当する部署です。RBM銀座ビルは、当社が所有していた商業ビルを建て替えるプロジェクトでしたが、隣接地の買収によりスケールメリットを生かした一体開発として進められました。そのため、隣接地所有者様や既存ビルのテナント様など、多くの権利者様との交渉や権利調整が必要でした。銀座という日本屈指の資産性と希少性を持つエリア特有の事情もあり、各権利者様は深い思い入れを持っており、交渉は非常に困難を伴いました。しかし、時間をかけた対話を通じて、当社の事業にご理解とご協力をいただき、無事にプロジェクトを実現できたことに心から感謝しています。

「銀座」という世界的にも注目される商業エリアでの開発に携われたこと、その成果としてオフィスビルという長く形に残るものが出来上がることをとても誇らしく思います。

企画設計・実施設計・工事監理

日本商業の中心地にふさわしい価値ある建物を

設計部は、購入予定地にどのような建物が建てられるかの図面作成から、土地購入後のゼネコン発注、現場では建物が適切に工事されるように舵取りをする監理業務を行います。土地購入の段階から他部署と連携し、コストや営業・管理を意識した一貫した設計ができることがRBMの強みです。

RBM銀座ビルの設計では、隣接地の買収状況により設計条件が大きく変わり、社内でも注目される案件となりました。そのため、柔軟な対応と大量の図面作成が必要でした。法規や建築基準法の遵守はもちろん、銀座という特有の地域性を考慮しつつ、RBMの独自性を活かした設計に工夫を凝らしました。

銀座という特別な地で、自分が描いたプランに沿って現場が進み、徐々に形になっていくプロセスには大きなやりがいを感じました。日本商業の中心地にふさわしい、価値ある建物を創り上げることができたことを誇りに思います。

広告戦略・入居募集・契約

オフィスビルにとって一生に一度の「新築」営業

ビル営業部では、市場調査、賃料設定、テナント募集・選定、契約締結業務を担当しています。銀座での新築プロジェクトは初めての経験で、何年も前からこのプロジェクトを心待ちにしていました。

既存ビル解体時から「新築物件ではどのようなテナントが入るのか」「上階はオフィス仕様か」といった問い合わせが相次ぎ、改めて銀座というエリアの引き合いの強さを実感しました。特にビルの顔となる1階にはどの業種が最適か、上階をオフィスにするか、クリニックやサロンなどのサービス店舗を入れるかなど、多くの議論と検討が必要でした。その過程はすべて新鮮で、営業としてひとつひとつの検証に大きなやりがいを感じ、貴重な経験となりました。

テナント様や仲介業者様とのパートナーシップが、このプロジェクトの成功を支えてくれました。結果として「銀座らしさ」を体現する魅力的なテナントにご入居いただけたことを、心から嬉しく思います。

入退去管理・運営保守

世の中に同じビルは１つとして存在しない

ビルディングマネジメント部の役割は、入居テナント様の声に耳を傾け、安心で快適なオフィス空間を提供し、結果としてオフィスビルの価値を高めることです。竣工前から設計部や技術管理部と協力し、空調や電気設備、セキュリティ、安全面などの検証を綿密に行ってきました。

ビルが竣工した今こそ、私たち管理部門の本番です。働きやすいオフィスを実現するためには、単に設備面を整えるだけでなく、社会情勢や周辺環境、入居されるテナント様の業種や働き方など、さまざまな要素を考慮する必要があります。それぞれのニーズに応じて最適な環境を提供し、常に進化し続けるオフィス環境を支えます。